酒と昆布とわたしたち

日々つくるものとすきなものと黒猫

バベラない塔

朝起きると、部屋のど真ん中にあるゲーミングチェアにいるみさき昆布。

寝起きがカスの私が精一杯の力で絞り出した「おはよう」をシャーと一蹴。

無理があるぞ!つーか私の椅子だぞ!

と朝から大人気(おとなげ)を全捨てしてしまった私だ。まぢごめん。。

ごめんついでに、悠々と歩くみさき昆布の体にくっそでっけーホコリがついていたので、慌てて掃除をした。くっそでっけーホコリはともかく、猫が来てからというもの、家を大変綺麗に保っている。私じゃなくて主にパートナー氏が。

パートナー氏の知らなかった一面も見る機会が増えた。ねこがいるといろんな作用があるものだ。

 

寝起きカスの私と正反対のパートナー氏は朝から大変元気だ。

この日も朝8時から、届いたキャットタワーの組み立てを開始しようとしていた。

しかし一人で組み立てられるような大きさではないので、当然私も手伝うようにと指示される。

私は朝は会話をするのも苦痛マン+低気圧で、キャットタワーの組み立てどころかかろうじて生きてるだけの物体だというのに。

それでも人間チームが選んだ高い安くはないキャットタワーを彼が気に入ってくれるかは気がかりだったので、泣く泣く私も指示に従った。パジャマで。

 

何日か前のブログにも書いたが、キャットタワーはこちら↓

段ボールを開けると木のいい香りがした。よく考えたら、この家で二番目に高い家具だ。そりゃいい匂いのひとつやふたつ嗅いでおきたい。

そんなもんを買ってるくせに、もしかしたらみさき昆布は保護施設へ返すことになるかもしれないから、とひよって、本棚になるから!これは!オープンラックだから!と言い訳しながら組み立てる。みさき昆布が気負いしないようにとの配慮だ。

君はこれを使ってもいいし、使わなくてもいい。保護施設に帰りたかったら、それでもいいんだよ。でもうちで使ってくれたら嬉しいなあ。ナンチャッテ😅

というかなり弱気な人間チームの意志を汲んでくれたのか、組み立ててるときから興味津々のみさき昆布氏。


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人間チームが1箇所ずつ怪我をして完成させたキャットタワー。

設置するとものの数分で上るみさき昆布氏。


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ぬるり。

そしてどうしても上りたかった本棚の上にも無事到着。


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黒猫は写真だと違う生き物になって楽しい。

上ったり下りたりを繰り返し、しばらくするとすやすやし始めた。


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ねこはすぐ寝る!!ずるい!もう!!私も眠いよ!!!(午前9時半)

 

朝からがんばったので、人間チームのお昼は豪華に勝烈庵だ。

メインのヒレカツはもちろんだが、しいたけフライが美味しすぎた。次も頼む。


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キャットタワーのマットにしようとユザワヤで一番安いフリースを買ってきたので、また手芸おばさんに変身の時間だ。

というかその前に、ねこからゲーミングチェアを奪い返すという大ミッションが待っている。

約6キロのねこに勝てるように、5億年ぶりの筋トレを再開しよう。