酒と昆布とわたしたち

日々つくるものとすきなものと黒猫

試されているのは俺かお前か

夜中の猫快眠動画流しっぱなしをいつやめるかが目下の悩みとなった私だ。

効いているのかいないのか…みさき昆布のみぞ知る。猫の味噌汁。うええ。猫の身には食べるところがあまりなさそうだが、いい出汁でもでるのだろうか…

食糧危機の際、私は犬と猫は食べられなさそうので、やはり昆虫食には慣れておこうと思う。

 

この日のみさき昆布はキャットタワースタートだ。

私より先にパートナー氏が起床しているので、私が起きる頃は完全にお目覚めのみさき昆布。


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朝は目も合わせてくれないシャイボーイ。

シャー率も高いので、もしやお前も朝は苦手かい…?

 

カーテンを開けるとのっしのっしとパトロールを始める。


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君の生活リズムがわかってきたぜ!フハハ!ちょろい!ちょろいぞみさき昆布ぅぅぅ!!!

 

いや、待てよ、私がみさき昆布に合わせてせっせとカーテンを開けたり窓のえぐい結露をとったりしていると思っているが、もしやみさき昆布のほうが私に合わせている可能性もありにけり…?真相はいかに。To be continued...!!

 

俺かお前か問題はもう一つ勃発した。

私の目の前で、とんでもない速さで冷蔵庫の上に乗ってしまったのだ。


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圧倒的悪猫…!!


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華麗な身のこなしにbravoスタンディングオベーションしたかったが、横に飛びそうになったので慌ててデカめの低い奇声を発す。

彼も慌てて降りていった。

 

こやつ、普段からのぼっておったんか?動線上は可能)と冷蔵庫の上を見てみたが、先刻のぼったぶんのホコリだけがきれいになってたので初回だったっぽい。

なんで私の目の前でやるんだろ。これはどう?これは?と聞かれてる気分だ。

“その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ”

冨樫が教えてくれた俺の好きな言葉なんだ。でも無理して怒らせようとするのは違うと思うぜみさき昆布よ。

 

私の奇声が結構怖かったようで、キャットタワーから顔だけ出して私の様子をうかがっていたみさき昆布だったが、しばらくするとソファにぬるりと乗ってきて私の隣ですやすやしだした。umm...kore ga neko chan...


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すやすやどころかどんどんはみ出てくるみさき昆布。


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猫は丸まって寝るのが好きなものと思っていたが、みさき昆布はのびのび寝たいらしい。でかいからなあ。

昼間~夕方という長い時間をソファ、夜はゲーミングチェアというルーティンですやぴーしている。

ソファはすきまをつくってやらないと入らないので、日中はせっせとベッドメイクならぬソファメイクをするのが私のルーティンとなった。

 

夜はモスチキンのようになっていた。揚がりすぎだ。


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さ、明日は百均に行って、冷蔵庫上のガードを考えなければいけない。

ねこと私の生活のために鈍っていた脳みそをフル回転させているので、

やはり猫と暮らすことは人間の健康を促進するのだろう。