酒と昆布とわたしたち

日々つくるものとすきなものと黒猫

トライアル5日目

ねこ!いる!

 

朝起きてねこがいることにも慣れてきた。

だいたい朝はアクティブモードで、私が起きてくると家の探検を始める。

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餌の食いつきもいいが、完食はしない。

ドライフードの下げ時がわからん。ちょっと食っては寝て、ちょっと食っては寝ている。今後こちらはみさき昆布と要相談だ。

ただ『食後、ケージ内にいるときは近づくとシャーされる』という学びを得たので、そこはお互い尊重してやっていこうと思う。私には今日が初シャーだった。ストレスを感じさせといて申し訳ないが、かわいい。歪んだ性癖の爆誕である。

 


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今日はずっと通りたそうにしていたパソコン周りの探索を許可した。

パソコンとゲームにはあまり興味が無いようだった。

 

この日、彼は逆さまにした段ボールに完全にフォーリンラブしてしまった。

中に入ってぐるぐる回るので完全にポルターガイスト。そのまま水もひっくり返す。死霊館レベルの心霊現象だ。
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パワーがストロングなので、当然段ボールも倒れる。

お前がやったのか、という怪訝な顔をしていたので、

いやお前だよ!と声に出た。ついに猫と会話をするタイプの人間になった。日々是成長だ。

 


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ついに窓際に寝そべる猫!ゲットだぜ!魅惑!と思っていたのもつかの間、


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すぐにカーテンのあいだ猫になってしまった🥺


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めっちゃくちゃよく寝ている。ホワイトを上げすぎないと映らないので、白飛びしすぎて神々しい。

 

段ボール、カーテンの間と、

もしや、みさき昆布は隠れたがっている?

とコナン君ばりの名推理をした私はソファに布をかけて隙間を作ってやった。

流れるように吸い込まれるみさき昆布。フハハ!ちょろい!ちょろいぞ!
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頭をぐりぐりしすぎて端からでてきてしまうというドジも見せてくれた。奥歯案件。


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15-16時のハンタータイムに遊びまくったのと、念願の隠れ場所を手にして、寝言を言うほど熟睡したみさき昆布。

数日、あまり寝れていなかったのだろうか、可哀想なことをした。

私はくそ人見知りネット弁慶なので、いきなり他人の家に住まわされて個室が用意されていなければ一日で発狂すると思う。

みさき昆布はよくがんばった。えらいぞ。

 

しかしこれが文字通り悪夢の始まりだった。

22時頃起きてきたみさき昆布は完全にハンタータイムで、餌もそこそこにとにかく探検と遊びを繰り返した。

満足したかに見えたみさき昆布がケージに入っていったので、我々も寝ようかとみさき昆布のいる部屋の扉を閉め、寝室に移動するやいなや

大音量のなおんタイムからの

ドアをドンドン叩く音

体当たりしとんのか?と慌てて見に行って扉を開けると飛び出してきた。

 

腹を決めるわたしたち人間チーム。

全部開けっ放しで寝たろ!!!!

危なさそうなものは全て片付け、

もうあとは好きにしてくれ…という諦めの境地で眠りについた。

 

つけるわけがなかった。

みさき昆布、真夜中の大運動会の幕開けである。貴様妖怪か?

ああ、走ってる、飛んでる、着地がうるさいな…あ、変な音した、砂かいてる…なおんなおん…あ、寝室に来た…なおん…

下の階のおじさん、私が夜中にBTSのDYNAMITE踊っても大丈夫だったけど、これは流石にダメかもな…

うとうとすると、夢の中でもみさき昆布を追いかけていた。パートナーも同じだったらしい。

 

翌朝、起きるのが怖いなあ~いやだなあ~眠いなあ~と思っていたら、

先に起きたパートナーから「叡智💩をしていた」との報告を受けた。

被害みたいなものは一切なかった。

本当に走ってジャンプだけしていたらしい。

 

みさき昆布、脳筋タイプなのかしらん…?

人間チームは2人とも文化系オタクなので、これを機に一緒に筋トレでもしてみようかしら。