酒と昆布とわたしたち

日々つくるものとすきなものと黒猫

もうとまだの間

1週間経ったので日にちを数えるのはやめた。めんどい。

 

今日はみさき昆布が来て以来のパートナー氏の休日だ。

パートナー氏は張り切って朝からご飯を用意し、叡智💩の処理をし、水を入れ替え、などなど甲斐甲斐しく世話を焼いたが、みさき昆布氏からのお答えはシャーであった。

パートナー氏は猫を飼っていた経験があるため、「これが猫だよ」と嬉しそうにしている。

同じことをされたら私のガラスのハートは粉々になってしまうところだが、私にはしてこないところを見ると、その辺は考慮してもらっているようだ。ありがたい。

 

そしてこの日はパートナー氏の親父さんがみさき昆布を見にやってきた。

この親父さんがかなりの大男なので、みさき昆布はビビり散らかしてシャー大放出祭になってしまった。わっしょいわっしょい。

親父さんが帰った後も、しばらくは血族であるパートナー氏にシャーをしていた。とんだとばっちりだ。

 

ご機嫌を直していただこうと、おやつと暖かグッズを買いに出かける。

トライアルを決めた日に持参し、みさき昆布に好評だったこちらを。

美味そう🤤食べそうになる気持ちを今後抑えられるか不安だ。

 

その後ニトリでペットも入れるスツールと、Nウォームのペットブランケットなどを買い求める。

自分のものを即決することはほとんどないパートナー氏だが、みさき昆布のものはほぼ即決、値段も見ないという猫バカぶりを見せる。今後は自分のものも、そのくらいさっさと決めて欲しい。

 

みさき昆布お気に入りの段ボールハウス(というかただの段ボール)を撤去し、スツールを置いたところ、こちらにもぬるりと入っていった。順応性が高い。猫はちょろい。

ニトリのペットブランケットも暖かいようで、抱きしめて寝ていた。大変な奥歯案件だ。
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俺が決めた!俺が買ってきた!俺が組み立てた!とパートナー氏が騒ぐので、シャーはやめてくれたみさき昆布。
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寝ているところをがんがん触りに行くスタイルの人間チームに全く動じないのは、慣れか度胸か。


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酒を飲みながらみさき昆布と夜のお遊び(いやだ、破廉恥)をしていたら、ソファで寝てしまったパートナー氏。

見慣れぬ物体になったそいつをチェックしに行くみさき昆布氏。

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今度はぜひ起きてる時も近づいてやってくれ。

 

さて、みさき昆布がうちに来て丸1週間が経った。

彼は前の飼い主の家でネグレクトをされ、一緒にいた相棒(猫)を病気で亡くしていた。

相棒(猫)が亡くなった翌日に、私たちはみさき昆布に会いに行き、いまこうして同居をしている。

そんなことを考えてたら、私もちょっぴりおセンチな気分になり、

抱っこしたろと思った。みさき昆布はセンチメンタルどころではない。

 

ぐっすり寝ていたみさき昆布を体の隅々まで撫でてやり、その流れでするりと持ち上げてみた。巨キャットとはいえ、猫は軽い。

あったか…!ほかほか…!そしてぐにゃり。

なされるがままのみさき昆布。

私の腕と膝と心がNウォームに負けず劣らず、あったかしっとりになるのを感じる。

2、3分経つと、みさき昆布はもう今日はこのへんでよかろうと、ゆっくり伸びをして降りていった。

 

ブログ用に写真を撮るべきだったが、とても素敵な時間だったので写真なんかなくてもいい。

 

みさき昆布、君はいい子だ。

 

1週間経って、改めてそう感じた。