酒と昆布とわたしたち

日々つくるものとすきなものと黒猫

戦いの火蓋

みさき昆布に私を認識させるため、ほとんど同じ服を着続けている私だ。

寝る前に脱ぐとめちゃくちゃ嗅がれている。かぐわしいのだろう。

よしよし、それが私だぞー覚えろねこめー

みさき昆布はといえば、オレンジとプラスチックの混ざったような匂いがする。

あまり嗅いだことのない匂いだ。保護主さんからお借りしてる布の匂いなのか、ねこ本体の匂いなのか、みさき昆布ともっと仲良くなったら確認しようと思う。

 

今日はスツールスタートのみさき昆布氏。


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キャットタワーやスツールからリビングにいる私を見ていることが多い。

ねこの視線は鋭すぎる。お前を見ているぞという圧をめちゃくちゃ感じる。

仲良しまでの道のりは長い。15年で足りるのだろうか。やれやれ、と僕は思った。

 

そのわりに絶妙に近くて遠い場所に座ってか細い声で鳴いたりする。


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私は猫語がわからぬ…ッ!!専攻は犬、2外は犬語のハスキー方言だ。

撫でたらよろしいの?と聞きながら近づくとあっという間に逃げていく。

やれやれ、と僕は思った。ねことの生活はやれやれ尽くしだ。

 

この日はやれやれ、と重い腰をあげて、みさき昆布冷蔵庫の上はいけませんよガードの制作に乗り出した。

Google先生にきいたところ、ダイソーの商品を組み合わせて作れるらしい。

ワイヤーネットとジョイントまでは順調だったが、あるらしい足の部品が売っていない。リュックからネギを飛び出させたまま、ダイソーのはしごまでしたのに!恥!てか買い物の順番な!

 

意気消沈カモネギの目に飛び込んできたのがオシャレな木材↓


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真ん中に溝がある。やれやれ、と僕は思った。

この溝に入れて固定すればいいじゃないか。

 

そのために初ダイソーグルーガンも買った。


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もはや私に接着できぬものはない!

 

帰宅後、さっさと組み立てを始める。組み立てという程のものでもなかった。

秒で完成だ。


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ふむ、よろしい。さて設置だ…

 

高さが合わず入らない。

サイズをしっかり測って行ったのにこのざまだ。やれやれ。

冷蔵に乗らなくなったらレンジフードに乗るかもなーと思い、買っておいたサイズ違いで再組み立てだ。

 

こちらも秒で完成だ。設置。


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こだわりはオシャレ木材を重ねて冷蔵庫のドアのバネのところと高さを合わせたところだ。


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横幅ははみ出るが、抑止力としてはなかなかだろう。

さあ、かかってこいみさき昆布…!!

一方、私のずんどこ工作を見つめ続けていたみさき昆布。彼も策を練っているのだろうか。

 

ついでに買った、バネ+ふわふわ+鈴on吸盤というおもちゃに夢中になったみさき昆布氏。次にダイソーにいったら買い占めだ。やれやれ。

試されているのは俺かお前か

夜中の猫快眠動画流しっぱなしをいつやめるかが目下の悩みとなった私だ。

効いているのかいないのか…みさき昆布のみぞ知る。猫の味噌汁。うええ。猫の身には食べるところがあまりなさそうだが、いい出汁でもでるのだろうか…

食糧危機の際、私は犬と猫は食べられなさそうので、やはり昆虫食には慣れておこうと思う。

 

この日のみさき昆布はキャットタワースタートだ。

私より先にパートナー氏が起床しているので、私が起きる頃は完全にお目覚めのみさき昆布。


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朝は目も合わせてくれないシャイボーイ。

シャー率も高いので、もしやお前も朝は苦手かい…?

 

カーテンを開けるとのっしのっしとパトロールを始める。


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君の生活リズムがわかってきたぜ!フハハ!ちょろい!ちょろいぞみさき昆布ぅぅぅ!!!

 

いや、待てよ、私がみさき昆布に合わせてせっせとカーテンを開けたり窓のえぐい結露をとったりしていると思っているが、もしやみさき昆布のほうが私に合わせている可能性もありにけり…?真相はいかに。To be continued...!!

 

俺かお前か問題はもう一つ勃発した。

私の目の前で、とんでもない速さで冷蔵庫の上に乗ってしまったのだ。


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圧倒的悪猫…!!


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華麗な身のこなしにbravoスタンディングオベーションしたかったが、横に飛びそうになったので慌ててデカめの低い奇声を発す。

彼も慌てて降りていった。

 

こやつ、普段からのぼっておったんか?動線上は可能)と冷蔵庫の上を見てみたが、先刻のぼったぶんのホコリだけがきれいになってたので初回だったっぽい。

なんで私の目の前でやるんだろ。これはどう?これは?と聞かれてる気分だ。

“その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ”

冨樫が教えてくれた俺の好きな言葉なんだ。でも無理して怒らせようとするのは違うと思うぜみさき昆布よ。

 

私の奇声が結構怖かったようで、キャットタワーから顔だけ出して私の様子をうかがっていたみさき昆布だったが、しばらくするとソファにぬるりと乗ってきて私の隣ですやすやしだした。umm...kore ga neko chan...


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すやすやどころかどんどんはみ出てくるみさき昆布。


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猫は丸まって寝るのが好きなものと思っていたが、みさき昆布はのびのび寝たいらしい。でかいからなあ。

昼間~夕方という長い時間をソファ、夜はゲーミングチェアというルーティンですやぴーしている。

ソファはすきまをつくってやらないと入らないので、日中はせっせとベッドメイクならぬソファメイクをするのが私のルーティンとなった。

 

夜はモスチキンのようになっていた。揚がりすぎだ。


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さ、明日は百均に行って、冷蔵庫上のガードを考えなければいけない。

ねこと私の生活のために鈍っていた脳みそをフル回転させているので、

やはり猫と暮らすことは人間の健康を促進するのだろう。

 

バベラない塔

朝起きると、部屋のど真ん中にあるゲーミングチェアにいるみさき昆布。

寝起きがカスの私が精一杯の力で絞り出した「おはよう」をシャーと一蹴。

無理があるぞ!つーか私の椅子だぞ!

と朝から大人気(おとなげ)を全捨てしてしまった私だ。まぢごめん。。

ごめんついでに、悠々と歩くみさき昆布の体にくっそでっけーホコリがついていたので、慌てて掃除をした。くっそでっけーホコリはともかく、猫が来てからというもの、家を大変綺麗に保っている。私じゃなくて主にパートナー氏が。

パートナー氏の知らなかった一面も見る機会が増えた。ねこがいるといろんな作用があるものだ。

 

寝起きカスの私と正反対のパートナー氏は朝から大変元気だ。

この日も朝8時から、届いたキャットタワーの組み立てを開始しようとしていた。

しかし一人で組み立てられるような大きさではないので、当然私も手伝うようにと指示される。

私は朝は会話をするのも苦痛マン+低気圧で、キャットタワーの組み立てどころかかろうじて生きてるだけの物体だというのに。

それでも人間チームが選んだ高い安くはないキャットタワーを彼が気に入ってくれるかは気がかりだったので、泣く泣く私も指示に従った。パジャマで。

 

何日か前のブログにも書いたが、キャットタワーはこちら↓

段ボールを開けると木のいい香りがした。よく考えたら、この家で二番目に高い家具だ。そりゃいい匂いのひとつやふたつ嗅いでおきたい。

そんなもんを買ってるくせに、もしかしたらみさき昆布は保護施設へ返すことになるかもしれないから、とひよって、本棚になるから!これは!オープンラックだから!と言い訳しながら組み立てる。みさき昆布が気負いしないようにとの配慮だ。

君はこれを使ってもいいし、使わなくてもいい。保護施設に帰りたかったら、それでもいいんだよ。でもうちで使ってくれたら嬉しいなあ。ナンチャッテ😅

というかなり弱気な人間チームの意志を汲んでくれたのか、組み立ててるときから興味津々のみさき昆布氏。


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人間チームが1箇所ずつ怪我をして完成させたキャットタワー。

設置するとものの数分で上るみさき昆布氏。


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ぬるり。

そしてどうしても上りたかった本棚の上にも無事到着。


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黒猫は写真だと違う生き物になって楽しい。

上ったり下りたりを繰り返し、しばらくするとすやすやし始めた。


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ねこはすぐ寝る!!ずるい!もう!!私も眠いよ!!!(午前9時半)

 

朝からがんばったので、人間チームのお昼は豪華に勝烈庵だ。

メインのヒレカツはもちろんだが、しいたけフライが美味しすぎた。次も頼む。


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キャットタワーのマットにしようとユザワヤで一番安いフリースを買ってきたので、また手芸おばさんに変身の時間だ。

というかその前に、ねこからゲーミングチェアを奪い返すという大ミッションが待っている。

約6キロのねこに勝てるように、5億年ぶりの筋トレを再開しよう。

 

 

もうとまだの間

1週間経ったので日にちを数えるのはやめた。めんどい。

 

今日はみさき昆布が来て以来のパートナー氏の休日だ。

パートナー氏は張り切って朝からご飯を用意し、叡智💩の処理をし、水を入れ替え、などなど甲斐甲斐しく世話を焼いたが、みさき昆布氏からのお答えはシャーであった。

パートナー氏は猫を飼っていた経験があるため、「これが猫だよ」と嬉しそうにしている。

同じことをされたら私のガラスのハートは粉々になってしまうところだが、私にはしてこないところを見ると、その辺は考慮してもらっているようだ。ありがたい。

 

そしてこの日はパートナー氏の親父さんがみさき昆布を見にやってきた。

この親父さんがかなりの大男なので、みさき昆布はビビり散らかしてシャー大放出祭になってしまった。わっしょいわっしょい。

親父さんが帰った後も、しばらくは血族であるパートナー氏にシャーをしていた。とんだとばっちりだ。

 

ご機嫌を直していただこうと、おやつと暖かグッズを買いに出かける。

トライアルを決めた日に持参し、みさき昆布に好評だったこちらを。

美味そう🤤食べそうになる気持ちを今後抑えられるか不安だ。

 

その後ニトリでペットも入れるスツールと、Nウォームのペットブランケットなどを買い求める。

自分のものを即決することはほとんどないパートナー氏だが、みさき昆布のものはほぼ即決、値段も見ないという猫バカぶりを見せる。今後は自分のものも、そのくらいさっさと決めて欲しい。

 

みさき昆布お気に入りの段ボールハウス(というかただの段ボール)を撤去し、スツールを置いたところ、こちらにもぬるりと入っていった。順応性が高い。猫はちょろい。

ニトリのペットブランケットも暖かいようで、抱きしめて寝ていた。大変な奥歯案件だ。
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俺が決めた!俺が買ってきた!俺が組み立てた!とパートナー氏が騒ぐので、シャーはやめてくれたみさき昆布。
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寝ているところをがんがん触りに行くスタイルの人間チームに全く動じないのは、慣れか度胸か。


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酒を飲みながらみさき昆布と夜のお遊び(いやだ、破廉恥)をしていたら、ソファで寝てしまったパートナー氏。

見慣れぬ物体になったそいつをチェックしに行くみさき昆布氏。

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今度はぜひ起きてる時も近づいてやってくれ。

 

さて、みさき昆布がうちに来て丸1週間が経った。

彼は前の飼い主の家でネグレクトをされ、一緒にいた相棒(猫)を病気で亡くしていた。

相棒(猫)が亡くなった翌日に、私たちはみさき昆布に会いに行き、いまこうして同居をしている。

そんなことを考えてたら、私もちょっぴりおセンチな気分になり、

抱っこしたろと思った。みさき昆布はセンチメンタルどころではない。

 

ぐっすり寝ていたみさき昆布を体の隅々まで撫でてやり、その流れでするりと持ち上げてみた。巨キャットとはいえ、猫は軽い。

あったか…!ほかほか…!そしてぐにゃり。

なされるがままのみさき昆布。

私の腕と膝と心がNウォームに負けず劣らず、あったかしっとりになるのを感じる。

2、3分経つと、みさき昆布はもう今日はこのへんでよかろうと、ゆっくり伸びをして降りていった。

 

ブログ用に写真を撮るべきだったが、とても素敵な時間だったので写真なんかなくてもいい。

 

みさき昆布、君はいい子だ。

 

1週間経って、改めてそう感じた。

 

トライアル7日目

ね!い!

みさき昆布が我が家にやって来て早1週間が経とうとしている。

Timeは相変わらずflyすぎる。私を置いてきぼりにする気だ。

私は小さい時から置いていくよ!と言われると、どうぞどうぞと言う子どもだったので、今でも置いてきぼり上等精神で生きている。後ろの方でパートナーと、もしよかったらみさき昆布と、楽しくやっていこうと思う。

 

本日は暖房様とYouTube様とお酒様のおかげで、一日ぶりの爽やかな目覚め٩(๏.๏)۶

と思ったけど、頭痛が痛い。気圧病とやらだ。生理痛もぶち当たった。

つまり生きるに全く値しない一日の始まりだ。

 

それでも一応起き上がり、みさき昆布に挨拶をする。

朝はハンタータイムなので撫でさせてくれないが、私の顔を見ると短くなおんと言う。挨拶なのか、攻撃するぞなのかはわからんが、とにかく今日も元気で何よりだ。

今日は朝飯もたくさん食べてドヤ顔のみさき昆布氏。


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ソファに座ってまぢ無理茶漬け~などと私がのたまっていると、背もたれと背中の間をぬるりと通って布に吸い込まれていくみさき昆布。

近づいてくることはあったが、触れ合うくらい近いことはなかったので、ビックリした。

そしていつも通り道頓堀のたぬきに擬態する私。

 

(´-`).。oO(私は無害、君を歓迎している、私は無害...

 

そのまま布の中で( ˘ω˘ ) スヤァ…のみさき昆布氏。

私の体調もゴミクズなので、よし今日も寝よう!と決めた。

 

すると思ってたよりぐっすり寝てしまった私。

あ、私も結構気を張ってたかもしれない。

みさき昆布には緊張せんでいいよ~とか言ってた割に、自分がガッチガチだった。お恥ずかしい限り。

 

こんなときは物欲を満たすに限るので、楽天スーパーSALEへと足を運んだ。

うちの一番近くで買える猫餌がこれだったので、レビューもいいし試しに食わしてみようと思う。

 

買い回り目的でおやつも。

これを買ってか、らうちに来る前にみさき昆布と会った時、フリーズドライのしらうおをよく食べてたのを思い出した。Amazonで買ったろ。

 

すでに読み返したくなっているので買った。

 

そして、この私!いや、私たちは決めたのだよ、みさき昆布ぅ...ッ!

テレレテッテレー!キャットタワー!!!

トライアル7日目で?早すぎんか?と思われることは百も承知であるが、

彼の運動欲を満たしてやるにはもうこれ以外の選択肢がなかったのだ。

みさき昆布、何かに登りたすぎて、毎日本棚の一番上に行こうとして失敗してるの知ってるよ。

それでも一応ダメだった時のことを考えて本棚として使えるタイプにした。

 

さ、明日はトライアル初日ぶりのパートナー氏とみさき昆布が一日一緒にいる日だ。

みさき昆布は1日1回はパートナー氏にシャーしてるので、大変楽しみである( ◜ᴗ◝)و

トライアル6日目

ね!こ!が!い!る!

 

前回のブログに書いたように、真夜中の大運動会が開催されたので、今日のみさき昆布は朝からまったりねむねむモードだ。

朝ごはんも1口で終わり。

一方の私はくっっっっそねむねむモードだ。

流川楓と同じくらい寝起きが悪いことに定評がある私なので、もっかい寝る!今日はもう寝る!寝るから!とみさき昆布に宣言しながらも、ついつい朝のハンタータイムに付き合ってしまった。


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今日もデカいみさき昆布くん。


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どーん!!

私のかなり近くにゲーミングチェアを置いてもしれーっと乗って、大股開きで毛繕いをしてる。あられもないお姿よ…

毛繕いのザリザリ音は眠く…な…る…バタッ

 

起きると外はすっかり暗くなっていた。

特にイタズラしていた様子もなし。

うーん、手がかからぬ。手がかからんぞ、みさき昆布殿。


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床でゴロゴロすることも増えた。リラックスしているのかしらん?

ゴロゴロしていてもバタンバタンとすごい音がするので、踏んでしまう事故も起きにくそうだ。

 

余談だが、保護主さんにみさき昆布の大運動会がえぐみざわという報告をしたら、いま保護施設はとっても静かになったという。保護施設にいるときから1人大運動会を始めては、先輩ねこさん方に怒られていたらしい。

 

体力が有り余っておられるな…?やれやれだぜ。

毎晩あれをやられちゃあ人間チームも家なき子になっちまうよ、ということで2時間くらい遊ぶ。

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たまに、なんでこんなことしてるんだろ?みたいな、我に返る瞬間がかわいい。

犬にはない瞬間だ。

 

さ、いよいよ就寝のとき。

昨日よりはマシだが、明らかにドタバタしている。

聴こえる…!私には聴こえているぞ…!

 

助けて、Google先生~『猫 夜遊び

「寒いのかもしれません」

 

盲点…ッ!圧倒的盲点…ッ!

われわれ人間チームは寒さに強く、いまだにほとんど暖房をつけていない。

パートナー氏のルームウェアは半袖である。

そんな季節感の無さに反発を覚えていたようだ。

あと猫は寒がりだろうが、実際そんなに寒くねえだろうと思っていた。まぢゴメン。

 

暖房をつけて、YouTubeで再生時間が8時間もある猫が寝る音楽なるものを流して再就寝。

 

あら不思議、たまーにジャンプしてる音は聞こえるけど、走ってはいない。鳴き声もほぼなし。よしよし…バタッ

 

昼寝もしたというのに、私はぐっっっすり寝てしまった。

本当は夜通しめっちゃくちゃ騒いでいたかもしれないが、私の睡眠の壁を破らなかったので今日は私の勝ちだ!!!!HAHAHA!!!

 

睡眠を巡る攻防はまだまだ続きそうだが、人間チームの想像力を駆使して連勝を重ねていきたい。

トライアル5日目

ねこ!いる!

 

朝起きてねこがいることにも慣れてきた。

だいたい朝はアクティブモードで、私が起きてくると家の探検を始める。

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餌の食いつきもいいが、完食はしない。

ドライフードの下げ時がわからん。ちょっと食っては寝て、ちょっと食っては寝ている。今後こちらはみさき昆布と要相談だ。

ただ『食後、ケージ内にいるときは近づくとシャーされる』という学びを得たので、そこはお互い尊重してやっていこうと思う。私には今日が初シャーだった。ストレスを感じさせといて申し訳ないが、かわいい。歪んだ性癖の爆誕である。

 


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今日はずっと通りたそうにしていたパソコン周りの探索を許可した。

パソコンとゲームにはあまり興味が無いようだった。

 

この日、彼は逆さまにした段ボールに完全にフォーリンラブしてしまった。

中に入ってぐるぐる回るので完全にポルターガイスト。そのまま水もひっくり返す。死霊館レベルの心霊現象だ。
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パワーがストロングなので、当然段ボールも倒れる。

お前がやったのか、という怪訝な顔をしていたので、

いやお前だよ!と声に出た。ついに猫と会話をするタイプの人間になった。日々是成長だ。

 


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ついに窓際に寝そべる猫!ゲットだぜ!魅惑!と思っていたのもつかの間、


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すぐにカーテンのあいだ猫になってしまった🥺


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めっちゃくちゃよく寝ている。ホワイトを上げすぎないと映らないので、白飛びしすぎて神々しい。

 

段ボール、カーテンの間と、

もしや、みさき昆布は隠れたがっている?

とコナン君ばりの名推理をした私はソファに布をかけて隙間を作ってやった。

流れるように吸い込まれるみさき昆布。フハハ!ちょろい!ちょろいぞ!
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頭をぐりぐりしすぎて端からでてきてしまうというドジも見せてくれた。奥歯案件。


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15-16時のハンタータイムに遊びまくったのと、念願の隠れ場所を手にして、寝言を言うほど熟睡したみさき昆布。

数日、あまり寝れていなかったのだろうか、可哀想なことをした。

私はくそ人見知りネット弁慶なので、いきなり他人の家に住まわされて個室が用意されていなければ一日で発狂すると思う。

みさき昆布はよくがんばった。えらいぞ。

 

しかしこれが文字通り悪夢の始まりだった。

22時頃起きてきたみさき昆布は完全にハンタータイムで、餌もそこそこにとにかく探検と遊びを繰り返した。

満足したかに見えたみさき昆布がケージに入っていったので、我々も寝ようかとみさき昆布のいる部屋の扉を閉め、寝室に移動するやいなや

大音量のなおんタイムからの

ドアをドンドン叩く音

体当たりしとんのか?と慌てて見に行って扉を開けると飛び出してきた。

 

腹を決めるわたしたち人間チーム。

全部開けっ放しで寝たろ!!!!

危なさそうなものは全て片付け、

もうあとは好きにしてくれ…という諦めの境地で眠りについた。

 

つけるわけがなかった。

みさき昆布、真夜中の大運動会の幕開けである。貴様妖怪か?

ああ、走ってる、飛んでる、着地がうるさいな…あ、変な音した、砂かいてる…なおんなおん…あ、寝室に来た…なおん…

下の階のおじさん、私が夜中にBTSのDYNAMITE踊っても大丈夫だったけど、これは流石にダメかもな…

うとうとすると、夢の中でもみさき昆布を追いかけていた。パートナーも同じだったらしい。

 

翌朝、起きるのが怖いなあ~いやだなあ~眠いなあ~と思っていたら、

先に起きたパートナーから「叡智💩をしていた」との報告を受けた。

被害みたいなものは一切なかった。

本当に走ってジャンプだけしていたらしい。

 

みさき昆布、脳筋タイプなのかしらん…?

人間チームは2人とも文化系オタクなので、これを機に一緒に筋トレでもしてみようかしら。